直葬(火葬式)とは?流れ・メリット・注意点を解説

直葬・火葬式とは?選ばれる理由・メリットとデメリット・注意点を解説

直葬(火葬式)とは、通夜・告別式を行わず、火葬のみでお見送りする葬儀の形です。
本記事では、直葬が近年選ばれている理由・背景、メリットとデメリット、後悔しないための注意点を、公的な統計データや法令を交えて解説します。

筆者 山田 浩貴

株式会社華の誠 代表取締役 山田 浩貴
茨木市・箕面市・摂津市・寝屋川市・門真市に根差した地域密着型の葬儀社。家族葬・一日葬・火葬式など、小規模で無理のないご葬儀を中心に、多くのご家族様のお見送りをお手伝いしてまいりました。市営葬儀・規格葬儀・市民葬儀・組合葬儀などの公的制度にも対応し、地域の特性に合わせた最適なご提案が可能です。
突然のことで不安を抱えるご家族様にも安心してご相談いただけるよう、費用や流れをわかりやすく丁寧にご案内することを大切にしています。


目次

直葬(火葬式)とは

直葬は、通夜・告別式といった儀式を行わず、ご遺体を安置したのち火葬のみを執り行う葬儀です。
宗教的な儀式や式典を省略することから「火葬式(かそうしき)」とも呼ばれます。参列いただく人数は1〜10名程度が目安で、ごく近しいご家族だけで見送るケースがほとんどです。

「儀式を何もしない」というわけではなく、火葬炉の前でお別れの時間を設けたり、ご希望に応じて僧侶による読経を依頼したりすることも可能です。

直葬・火葬式が近年選ばれる理由や背景

全国調査によると、直葬・火葬式を選んだ方の割合は9.6%(2024年時点)です。家族葬(50.0%)・一般葬(30.1%)・一日葬(10.2%)に次ぐ、一定の存在感を保つ葬儀形式となっています。

出典:株式会社鎌倉新書「第6回お葬式に関する全国調査(2024年)」(2022年3月〜2024年3月に喪主を経験した全国40歳以上の男女を対象としたインターネット調査)

選ばれる背景にある社会的な変化

直葬は、もともと身元不明の方や生活保護受給者の葬儀(福祉葬)に用いられることが多い形式でしたが、近年は一般のご家庭でも選ばれるようになっています。その背景として、次のような社会的な変化が指摘されています。

  • 核家族化・高齢化の進行により、広く参列者を集めることが難しくなっている
  • 地域や職場とのつながりの希薄化により、大規模な葬儀の必要性が薄れている
  • 宗教儀式への関心の変化により、形式にとらわれない見送り方を選ぶ方が増えている

出典:葬儀屋.jp「葬儀社における直葬・火葬式の割合と葬儀社ができることについて」ほか、複数の葬儀業界メディアで共通して指摘されている傾向

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直葬のメリット

①費用を抑えやすい

全国調査によると、直葬・火葬式の費用総額の平均は42.8万円です。一般葬(161.3万円)、家族葬(105.7万円)、一日葬(87.5万円)と比べても、もっとも費用を抑えやすい形式です。

出典:株式会社鎌倉新書「第6回お葬式に関する全国調査(2024年)」。総額は基本料金・飲食費・返礼品費の合計(全国平均値)

②身体的・時間的な負担が少ない

通夜・告別式がない分、準備や当日の対応にかかる時間を大幅に短縮できます。遠方から駆けつける親族が多い場合や、喪主様ご自身が高齢・体調が優れない場合に、負担の少ない形として選ばれています。

③形式にとらわれない見送りができる

儀式を省略する分、故人様やご家族の希望に沿った、自由度の高いお見送りができます。「大きな式は望んでいない」というご本人の生前の意向を尊重できる点もメリットです。

直葬のデメリット

①他の形式より「後悔した」と感じる方の割合が高い

全国調査では、直葬・火葬式を行った方のうち「後悔していることはない」と答えた方は38.7%にとどまっています。家族葬・一般葬・一日葬を行った方は過半数が「後悔なし」と回答しており、直葬は他の形式と比べて後悔を感じやすい傾向がうかがえます。

出典:終活相続ナビ「火葬のみの葬儀『直葬』は今後も増える?:全国調査のデータから考察」(鎌倉新書の全国調査データをもとにした分析記事)

②菩提寺との関係に影響することがある

お付き合いのある寺院(菩提寺)がある場合、事前の相談なしに直葬にすると、その後の納骨を断られるケースが業界内で報告されています。これは、「通夜・告別式を経ずに火葬してしまったこと」に対する寺院側の考え方によるものです。

③親族の理解を得にくい場合がある

「もっとゆっくりお別れしたかった」と感じる親族がいることがあります。また、葬儀にお呼びしなかった方が後日個別に弔問に訪れることも珍しくなく、対応する時間をあらかじめ想定しておく必要があります。

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直葬を選ぶ際の注意点

直葬であっても、法律で定められた手続きは一般葬と同じように必要です。デメリットを避け、後悔しない選択をするために、以下の点を押さえておきましょう。

①死後24時間は火葬できない(法律上のルール)

「墓地、埋葬等に関する法律」第3条により、死亡後24時間を経過しなければ火葬を行うことはできません。妊娠7ヶ月に満たない死産や、感染症予防法に基づく感染症での死亡の場合は例外として認められています。

出典:墓地、埋葬等に関する法律 第3条/感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 第30条

②死亡届と火葬許可証の手続きが必要

火葬を行うには、市区町村長が発行する「火葬許可証」が必要です(墓地、埋葬等に関する法律 第5条)。死亡届は、死亡の事実を知った日から7日以内に提出する義務があります(戸籍法第86条)。これらの手続きは、華の誠が代行いたします。

出典:墓地、埋葬等に関する法律 第5条/戸籍法 第86条・第87条

③菩提寺がある場合は事前に相談する

納骨を断られるトラブルを避けるため、菩提寺がある方は、直葬を検討している段階で早めにご相談されることを強くおすすめします。

直葬と一日葬・家族葬との違いについて詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてご確認ください。
家族葬とは?一般葬との違い・参列範囲・注意点を解説

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華の誠の直葬プラン料金

華の誠の直葬プランは、89,100円〜(税込)でご案内しています。安置日数・搬送距離・オプションによって金額は変動しますので、あくまで開始価格の目安としてご確認ください。

プラン料金(税込・開始価格)
直葬プラン89,100円〜
自宅火葬式プラン143,550円〜
一日葬プラン300,000円〜
家族葬プラン350,000円〜(税抜)

※上記は開始価格の目安です。安置日数・搬送距離・オプションにより実際の金額は変動します。前述の「全国平均42.8万円」は飲食費・返礼品費等を含めた総額のため、開始価格とは性質が異なります。正確な金額は無料相談でお見積りいたします。

株式会社華の誠がサポートした直葬事例

実際の事例を知ることで、費用の見え方や当日のイメージが湧きやすくなります。

  • 直葬プラン(市営葬儀)/茨木市立斎場/72,380円
  • 直葬プラン/箕面市立聖苑/90,200円

※上記は華の誠の施行実績に基づく事例です(税込)。市営・規格葬儀対象地域では、通常のプラン料金より費用を抑えられる場合があります。

※実際の事例のご提供をお願いします(華の誠様ご確認事項)

よくある質問

直葬でもお坊さんに読経してもらえますか?

可能です。ご希望があれば、火葬炉の前で読経していただく手配ができます。菩提寺がある場合は、事前にご相談いただくと安心です。

死亡後、すぐに火葬してもらえますか?

法律上、死後24時間は火葬できません(墓地、埋葬等に関する法律 第3条)。必ず一度、安置の時間が必要になります。

香典は必要ですか?

直葬では香典を辞退されるケースが多いですが、決まりはありません。事前に案内しておくと当日の対応がスムーズです。

直葬の費用の目安は?

華の誠の直葬プランは89,100円〜(税込)です。安置日数やオプションによって変動しますので、詳しくは無料相談でお見積りいたします。

死亡届や火葬許可証の手続きは自分でする必要がありますか?

華の誠が代行いたします。ご遺族様が役所窓口へ足を運ぶ負担を軽減いたします。

事前相談はできますか?

華の誠では24時間365日、無料で事前相談を承っています。深夜・早朝でもお気軽にお電話ください。

まとめ

直葬は、核家族化や価値観の変化を背景に、全国的にも一定数の方に選ばれている葬儀形式です。費用や身体的な負担を抑えやすいメリットがある一方、後悔を感じる方の割合が他の形式より高いというデータもあり、菩提寺への事前確認やお別れの時間の確保など、事前の準備が満足度を左右します。

法律で定められた手続きも含め、判断に迷われる場合は、決断を急がず、いつでも株式会社華の誠へご相談ください。
24時間365日、無料で承っております。

監修者 髙橋 亮

株式会社ディライト 代表取締役 髙橋亮

葬儀業界が抱える人材不足と集客という2つの課題に対応すべく、葬儀業界専門の人材派遣や集客支援を2007年より行う。
中でも葬儀社比較サイト「葬儀の口コミ」は、公平性を担保した評価システムを採用し、業界最大級の利用者数を有するプラットフォームとして高く評価されている。

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