茨木市営葬儀とは?茨木市で葬儀を行う際の費用・利用条件・流れを解説

茨木市営葬儀の詳細について

茨木市営葬儀とは?茨木市で葬儀を行う際の費用・利用条件・流れを解説

茨木市で葬儀を検討している方の中には、「茨木市営葬儀とはどのような制度なのか」「81,880円だけで葬儀ができるのか」と疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

茨木市営葬儀は、茨木市が定めた内容と料金に基づいて葬儀を行う公的な制度です。葬儀に必要な基本的な用品や祭壇、葬儀の進行、霊柩車、火葬などが市営葬儀使用料に含まれています。

ただし、市営葬儀使用料81,880円だけで葬儀に必要なすべての費用をまかなえるわけではありません。

実際には、告別式場の使用料や搬送料、ドライアイス、遺影写真、お花、料理、返礼品などの費用が別途必要になることがあります。

この記事では、茨木市営葬儀の利用条件、基本料金に含まれるもの、追加で必要になる費用、申し込みから葬儀までの流れをわかりやすく解説します。

筆者 山田 浩貴

株式会社華の誠 代表取締役 山田 浩貴
茨木市・箕面市・摂津市・寝屋川市・門真市に根差した地域密着型の葬儀社。家族葬・一日葬・火葬式など、小規模で無理のないご葬儀を中心に、多くのご家族様のお見送りをお手伝いしてまいりました。市営葬儀・規格葬儀・市民葬儀・組合葬儀などの公的制度にも対応し、地域の特性に合わせた最適なご提案が可能です。
突然のことで不安を抱えるご家族様にも安心してご相談いただけるよう、費用や流れをわかりやすく丁寧にご案内することを大切にしています。

目次

茨木市営葬儀とは

茨木市営葬儀とは、茨木市が市民生活の向上を目的として実施している葬儀制度です。

市が定めた内容と料金に基づいて葬儀を行うため、費用の内訳を把握しやすいことが特徴です。

茨木市立斎場の告別式場で葬儀を行う場合は、原則として茨木市営葬儀を利用します。また、市立斎場だけでなく、茨木市内の自宅や集会所などで市営葬儀を行うことも可能です。

茨木市営葬儀を利用できる人

茨木市営葬儀を利用できるのは、次のいずれかに該当する方です。

  • 亡くなった方が茨木市に住民登録されている
  • 喪主が茨木市に住民登録されている

亡くなった方が茨木市民ではなく、喪主のみが茨木市民である場合も利用できます。

ただし、亡くなった方が死亡時に茨木市民でなかった場合は、市営葬儀使用料のうち霊柩車を除く部分や、斎場施設の使用料が原則として割増になります。

茨木市営葬儀の基本料金は81,880円

茨木市営葬儀の全部使用にかかる料金は、81,880円です。

この金額は、茨木市に支払う市営葬儀使用料です。民間の葬儀社が提示する葬儀プランの総額とは、含まれている項目が異なります。

81,880円に含まれるもの

茨木市の公式案内では、次の項目が市営葬儀使用料に含まれています。

  • 納棺
  • 棺箱
  • 葬祭用品等の供与
  • 祭壇と幕類の飾り付け
  • 通夜・告別式の進行
  • 霊柩車の配車
  • 火葬の執行

通夜式の進行は、茨木市立斎場で通夜を行う場合に限られます。

81,880円に含まれないもの

次の費用は、市営葬儀使用料には含まれていません。

  • 告別式場の使用料
  • 病院などから安置場所までの搬送料
  • ドライアイス
  • 遺影写真
  • 骨壺
  • 供花や祭壇脇のお花
  • 料理
  • 会葬返礼品
  • マイクロバス
  • 式進行補助スタッフ
  • 宗教者へのお礼
  • その他の希望に応じて追加する用品やサービス

そのため、茨木市営葬儀の費用を確認する際は、81,880円だけでなく、式場費用と補助業者に依頼する項目を含めた総額を確認することが大切です。

茨木市立斎場の告別式場使用料

茨木市立斎場には、葬儀の規模に合わせて複数の告別式場があります。

告別式場通夜・告別式を行う場合
第1告別式場27,000円
第2告別式場76,500円
第3告別式場・50席29,800円
第3告別式場・80席45,600円
第5告別式場17,000円

通夜を行わず、告別式のみで使用する場合は、告別式場および親族控室の使用料が原則として半額になります。

市に支払う費用の一例

亡くなった方が茨木市民で、第5告別式場を使用して通夜・告別式を行う場合、市に支払う基本的な費用は次のようになります。

項目金額
市営葬儀使用料81,880円
第5告別式場使用料17,000円
合計98,880円

ただし、この98,880円は葬儀総額ではありません。

搬送、安置、ドライアイス、遺影写真、お花、骨壺、料理、返礼品、宗教者へのお礼などは、必要に応じて別途発生します。

また、通夜を省略した場合でも、市営葬儀使用料の一部だけを利用したことを理由として、81,880円そのものが減額されるわけではありません。茨木市営葬儀条例施行規則では、納棺や祭壇飾り、葬儀進行などの一部を使用しない場合でも、原則として市営葬儀使用料は減額しないと定められています。

茨木市営葬儀の総額はどのように決まる?

茨木市営葬儀の総額は、大きく次の4つの費用で構成されます。

  1. 茨木市に支払う市営葬儀使用料
  2. 茨木市立斎場の告別式場使用料
  3. 補助業者に支払う用品・搬送・サービス費用
  4. 料理代や宗教者へのお礼

補助業者に支払う費用は、ご家族が選ぶ内容によって変わります。

例えば、お花をどの程度飾るか、遺影写真を作成するか、返礼品を用意するか、何日間安置するかによって、最終的な金額は異なります。

そのため、見積もりを確認するときは、単に「市営葬儀はいくらか」だけでなく、次の項目まで確認しましょう。

  • 市に支払う費用
  • 補助業者に支払う費用
  • 変動する可能性がある費用
  • 見積もりに含まれていない費用
  • 追加料金が発生する条件

茨木市営葬儀のメリット

料金の基準が明確

市営葬儀使用料や式場使用料は茨木市によって定められているため、基本となる費用を確認しやすいのがメリットです。

何にいくらかかるのかが分からない状態を避けやすく、葬儀費用の見通しを立てやすくなります。

茨木市立斎場で葬儀から火葬まで行える

茨木市立斎場には告別式場と火葬場が併設されています。

式場から別の火葬場へ移動する必要がないため、ご高齢の方や遠方から参列する方の移動負担を抑えられます。

火葬場までの移動用マイクロバスなどを手配する必要がない点も、費用を考えるうえでのメリットです。

葬儀の規模に合わせて式場を選べる

少人数の家族葬に利用しやすい式場から、参列者の多い葬儀に対応できる式場まで用意されています。

参列予定人数を事前に整理し、人数に合った式場を選ぶことで、必要以上に大きな式場を予約することを避けられます。茨木市の手引きでも、事前に参列者数を予測して式場の大きさを決めることが案内されています。

利用前に知っておきたい注意点

市営葬儀使用料だけでは総額が分からない

81,880円という金額だけを見ると、すべて含まれているように感じるかもしれません。

しかし、実際には搬送や安置、ドライアイス、お花、遺影写真などが別途必要になることがあります。

葬儀後に想定外の費用が発生しないよう、補助業者との打ち合わせでは総額を確認することが重要です。

補助業者を1社選ぶ必要がある

茨木市営葬儀では、市が直接対応しない搬送、ドライアイス、遺影写真、お花、返礼品などを「祭壇脇飾り等取扱業者」が担当します。

市営葬儀を利用する際は、茨木市が案内する取扱業者の中から1社を選び、直接依頼します。株式会社華の誠も、茨木市公式ページおよび市営葬儀の手引きに取扱業者として掲載されています。

ご遺体の安置場所を早めに決める

病院では、ご遺体を長時間安置できない場合があります。

そのため、ご自宅、茨木市立斎場の霊安室、補助業者の安置施設などから、安置場所を決める必要があります。

茨木市立斎場の霊安室は利用できる日や受け入れ時間に制限があり、火葬のみを行う直葬では利用できません。急な場合に備えて、搬送先や安置方法も補助業者に相談しておくと安心です。

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茨木市営葬儀を利用する流れ

茨木市営葬儀を利用する際は、事前に次の4点を考えておくと手続きが進めやすくなります。

  1. 参列人数と式場の大きさ
  2. 仏式・神式・キリスト式・無宗教式などの形式
  3. 市営葬儀を補助する取扱業者
  4. ご遺体の安置場所

亡くなられた後の基本的な流れは、次のとおりです。

1.茨木市役所へ連絡する

茨木市役所の代表番号へ連絡し、希望する式場と日程を相談します。

執務時間外は守衛室で順番の受け付けが行われ、翌日に市職員が受付順に日程調整を行います。

2.補助業者へ連絡する

茨木市営葬儀を補助する取扱業者を1社選び、ご遺体の搬送と安置を依頼します。

3.宗教者や参列者へ連絡する

菩提寺などの宗教者がいる場合は、葬儀の日程と式場を伝えます。あわせて、親族や参列予定者にも連絡します。

4.死亡届を提出する

死亡診断書を受け取り、茨木市役所の窓口で死亡届と市営葬儀の申し込みを行います。

その際、火葬に必要な埋火葬許可証を受け取ります。

5.補助業者と内容を打ち合わせる

遺影写真、お花、搬送、骨壺、返礼品など、必要な項目と予算を確認します。

6.通夜・告別式・火葬を行う

市の葬儀職員や補助業者と最終確認を行い、通夜・告別式、火葬を執り行います。

茨木市営葬儀と葬儀社の自社プランはどちらがよい?

茨木市営葬儀がすべての方に最適とは限りません。

費用の基準が明確な市営葬儀が向いている方もいれば、祭壇や式の内容を柔軟に選べる葬儀社の自社プランが向いている方もいます。

比較項目茨木市営葬儀葬儀社の自社プラン
基本料金市が定めた料金葬儀社ごとに異なる
利用条件亡くなった方または喪主が茨木市民基本的に居住地の制限なし
式場茨木市立斎場、市内の自宅・集会所など公営・民営斎場などから選択
内容の自由度市の規格に沿って実施プランにより柔軟に変更可能
向いている方費用の基準を明確にしたい方演出や内容を細かく選びたい方

どちらを選ぶ場合も、最初から一つに決めつけず、市営葬儀と自社プランの両方で見積もりを取り、総額と内容を比較することが大切です。

華の誠が行う「取捨選択できる見積もり」

株式会社華の誠では、ご家族にとって必要なものと不要なものを整理しながら、葬儀内容を組み立てる「取捨選択できる見積もり」を採用しています。

決められたセットをそのまま契約するのではなく、必要な項目を確認しながら選択できるため、費用を抑えたい場合にも、故人様らしいお別れを重視したい場合にも、ご希望に合わせた相談が可能です。

茨木市営葬儀についても、市に支払う費用と補助業者に支払う費用を分けて確認し、総額が分かる形でご案内します。

また、華の誠は茨木市を含む複数の自治体において、市営葬儀・規格葬儀・市民葬儀・組合葬儀に対応しています。茨木市立斎場での葬儀事例も掲載しており、第三者の葬儀情報サイトでは2026年7月時点で5.0、121件の口コミが掲載されています。

茨木市営葬儀についてよくある質問

茨木市営葬儀は81,880円だけで行えますか?

81,880円だけで葬儀に必要なすべての費用をまかなえるわけではありません。

告別式場使用料、搬送、安置、ドライアイス、遺影写真、お花、骨壺、料理、返礼品、宗教者へのお礼などが別途必要になることがあります。

喪主だけが茨木市民でも利用できますか?

利用できます。

ただし、亡くなった方が死亡時に茨木市民でなかった場合、市営葬儀使用料の一部や斎場施設使用料が割増になります。

火葬だけでも利用できますか?

火葬のみを行う直葬も可能です。

この場合、告別式場の申し込みは不要ですが、火葬日時の予約と補助業者への搬送依頼などが必要です。

一日葬もできますか?

通夜を行わず、告別式と火葬を一日で行うことも可能です。

通夜を行わない場合、告別式場や親族控室の使用料は原則として半額になりますが、市営葬儀使用料81,880円自体が半額になるわけではありません。

茨木市立斎場へ直接申し込めばよいですか?

まず茨木市役所へ連絡し、日程や式場の調整を行います。

あわせて、市営葬儀を補助する取扱業者を1社選び、ご遺体の搬送、安置、遺影写真、お花などを相談します。

市営葬儀と一般的な家族葬のどちらが安いですか?

参列人数や希望する内容によって異なるため、一概にはいえません。

市営葬儀は基本料金が明確ですが、追加する用品やサービスによって総額が変わります。市営葬儀と葬儀社プランの両方で、同じ条件の見積もりを作成して比較することをおすすめします。

まとめ

茨木市営葬儀は、亡くなった方または喪主が茨木市民である場合に利用できる公的な葬儀制度です。

市営葬儀使用料は81,880円ですが、実際の葬儀では告別式場使用料、搬送、安置、ドライアイス、遺影写真、お花、料理などが別途必要になることがあります。

大切なのは、81,880円という金額だけで判断せず、必要な項目を含めた総額を確認することです。

株式会社華の誠は、茨木市公式の祭壇脇飾り等取扱業者として、市営葬儀のご相談、搬送、安置、葬儀内容の打ち合わせに対応しています。

「市営葬儀と自社プランのどちらがよいか分からない」「追加費用を含めた総額を知りたい」という方は、希望する人数や予算が決まっていない段階でもご相談ください。

監修者 髙橋 亮

株式会社ディライト 代表取締役 髙橋亮

葬儀業界が抱える人材不足と集客という2つの課題に対応すべく、葬儀業界専門の人材派遣や集客支援を2007年より行う。
中でも葬儀社比較サイト「葬儀の口コミ」は、公平性を担保した評価システムを採用し、業界最大級の利用者数を有するプラットフォームとして高く評価されている。

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